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展覧会概要
作家紹介
帆布とは
尾道に2000年後の龍が出現!

■主旨:今年の夏は「HAMP Workshop 2006」と称して、尾道市の商店街界隈で美術作家柴川敏之氏を招いてワークショップを行います。柴川氏は「2000年後から見た現代」をテーマに全国各地の美術館、ギャラリー等で精力的に展覧会活動を行っています。2003年には広島県立歴史博物館で美術作品と博物館の展示物を交えた実験的な展覧会を行ったり、各地で子どもたちや一般の人々を交えたワークショップを多数開催するなど独自の領域を切り開きながら活動を展開しています。
また、美術作家として活動するかたわら、広島大学相撲部の創部者・監督としても活躍。そのユニークな部の運営は映画※にもなりました。
実は美術作家柴川と相撲人柴川のクロスする場所が尾道であり土俵であり帆布でもあるのです。相撲のまわしの素材は実は帆布です。そういった縁もあって以前より帆布を素材とする作品作りやワークショップを展開してきました。
今回は広大相撲部の合宿でも縁のある土地尾道で、その地勢を生かした大規模なワークショップを行います。
※映画「ちゃんこ」(監督サトウトシキ 脚本・美術協力、題字デザインを柴川氏が行った。2006年全国ロードショー)

■内容:千光寺へ登る道の流れを龍に見立てて行うワークショップ。千光寺道の階段に長い帯状の帆布を敷き詰め、柴川独自の拓本(たくほん)技法によりローラーとインクで道の表情を刷りとっていきます。参加者みんなで現場にある様々な表情を刷り取りながら千光寺山頂へと登っていきます。途中、ハプニングや道中の風景、人の動きなども取込みながら全長約1kmもの巨大拓本が完成していきます。それはまるで龍が、色々なものを食べたり取り込みながら、階段を登っていくようです。この道に刻まれている現在を刷り取りながら、この場所の過去や未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
最後に、刷り取られた千光寺登山道の拓本は尾道市商店街に展示されます。長い帯状の帆布は長い体をうねらせる龍さながらにアーケードの上方に出現します。
また、プレワークショップとして小学校等へ出向き、子どもたちと現代の身近な物を拓本にとった「帆布のぼり」を2000本制作し、「2000年後のタツノオトシゴ」として尾道の町中に展示予定。

作品展示
◎期間:
2006年8月14日(月)−8月30日(水)
◎場所:尾道駅前から商店街アーケード内、千光寺道他
制作日 
◎期間:
2006年8月4日(金)ー7日(月) ※一般の参加は 8月5日(土)を予定
◎場所:千光寺道から展望台への坂道 ※一般の参加は千光寺登山道の中腹辺りを予定
(JR尾道駅から徒歩10分。天寧寺西側すぐの道)

主催:尾道帆布展実行委員会
□共催:尾道市商店街連合会
□協力:尾道大学地域総合センター
    福山市立女子短期大学研究教育公開センター
□助成:財団法人 エネルギア 文化・スポーツ財団

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